車載用 125°C動作 36 V入力 40 mA SENSE入力 リセット機能付き ボルテージレギュレータ S-19315シリーズ

関連製品
S-19310（内蔵LDOボルテージレギュレータの出力電圧を監視）
S-19315（SENSE端子接続箇所の電圧を監視）
S-19316（内蔵LDOボルテージレギュレータの入力電圧を監視）

S-19315シリーズは、高耐圧CMOSプロセス技術を使用して開発した、高耐圧、低消費電流、リセット機能付きの正電圧ボルテージレギュレータです。
リセット機能は電源端子とは別に検出電圧入力端子 (SENSE端子) を備えているため、SENSE端子電圧が0 Vまで低下しても出力が不定になりません。出力形態はNchオープンドレイン出力です。

特長

レギュレータ部

出力電圧

1.0 V ~ 5.3 V間において0.1 Vステップで選択可能

入力電圧

3.0 V ~ 36.0 V

出力電圧精度

±0.03 V (1.0 V≦V_OUT(s) ＜1.5 V, Tj = −40°C ~ +125°C)
±2.0% (1.5 V≦V_OUT(S) ≦5.3 V, Tj = −40°C ~ +125°C)

ドロップアウト電圧

240 mV typ. (V_OUT(S) = 5.0 V, I_OUT = 30 mA)

出力電流

40 mA出力可能 (1.0 V≦V_OUT(S)＜2.0 V, V_IN = 4.0 V)^*1
40 mA出力可能 (2.0 V≦V_OUT(S)≦5.3 V, V_IN = V_OUT(S) + 2.0 V)^*1

入力、出力コンデンサ

セラミックコンデンサが使用可能 (1.0 μF以上)

過電流保護回路を内蔵

出力トランジスタの過電流を制限

サーマルシャットダウン回路を内蔵

検出温度160°C typ.

放電シャント回路を内蔵

ディテクタ検出時に出力コンデンサの電荷を放電

ディテクタ部

検出電圧

3.0 V ~ 11.3 V間において0.1 Vステップで選択可能

動作電圧

3.0 V ~ 36.0 V

検出電圧精度

±2.0% (Tj = −40°C ~ +125°C)

ヒステリシス幅 "あり" / "なし" 選択可能

"あり" : 5.0%≦ V_HYS ≦30.0% (Tj = −40°C ~ +125°C)
"なし" : V_HYS = 0%

出力形態

Nchオープンドレイン出力

全体部

消費電流

動作時 : 2.0 μA typ. (Tj = −40°C ~ +125°C)
ディテクタ検出時 : 0.5 μA typ. (Tj = −40°C ~ +125°C)

動作温度範囲

Ta = −40°C ~ +125°C

鉛フリー (Sn 100%)、ハロゲンフリー

45 Vロードダンプ耐性あり

AEC-Q100対応^*2

*1. 大電流出力時には、ICの損失が許容損失を越えないように注意してください。
*2. 詳細は、販売窓口までお問い合わせください。

用途

• 車載用電装機器の定電圧電源およびリセット回路
• 低電流のバッテリ駆動機器の電源およびリセット回路