ECUの暗電流削減に貢献!
ECUの暗電流削減と
動作時の高出力電流を両立
業界トップクラスの高速過渡応答
高出力電流を許容可能な
高許容損失パッケージ
近年、自動車の多機能化や電装化が進み、車両に搭載されるECU(※)の数はますます増えています。
そのため、一つ一つのECUに許容される暗電流は非常に小さくなっており、暗電流を下げる為にはマイコンなどの消費電流低減はもとより、電源を供給する電源ICの低自己消費電流化も重要になります。
一方で、マイコンの多機能化などにより動作時に必要な電流は増加の一途をたどっています。
この相反する要求、低自己消費電流と高出力電流供給を同時に満たす車載用ボルテージレギュレータ「S-19213/4シリーズ」が、ECUの暗電流削減に貢献いたします。
※ECU = Electronic Control Unitの略。電子回路を用いてシステムを制御する装置(ユニット)の総称。
主に自動車に搭載されるものを指す。現在では大半にマイクロコントローラー(マイコン)が搭載されている。
車載用LDO S-19213/S-19214シリーズの特徴
ECUの暗電流削減と動作時の高出力電流を両立 - MCUスリープ時には超低消費電流が、動作時には高出力電流がお役立ち -
S-19213/4シリーズは36V動作可能。12Vバッテリへ直接接続することができます。
業界No.1の低消費電流、高出力電流、そして±1.5%の高い出力電圧精度を実現したLDO S-19213/4シリーズは、常時通電ECUの電源供給に最適です。
ECUの暗電流削減と、MCU動作時の高出力電流に貢献します。
* 2019年6月 当社調べ
高速過渡応答 - 超低消費でも業界トップクラスの負荷過渡応答性 -
超低自己消費電流を、トレードオフとなる負荷過渡応答特性を損なうことなく実現しました。
過渡応答性は、高出力電流ボルテージレギュレータでは業界TOPクラスの実力を有しています。
他社同機能製品と比較した場合、アンダーシュートは約55%低減できます。
※1 他社同機能製品と比較した場合
高許容損失 - 高出力電流を許容可能 -
業界標準パッケージTO-252-5パッケージと実装互換のある「TO-252-5S」パッケージを採用。
「TO-252-5S」は、TO-252-5パッケージと比較して面積を約35%削減、高さは約半分という小型でありながら、TO-252-5パッケージと同等の放熱性をもつパッケージです。
高出力電流を許容可能な高許容損失の実現と同時に、実装面積の削減にも貢献します。
※2 Tj=+150°C、Ta=25°C時、4層高放熱基板に実装した場合。詳しくはデータシートをご覧ください。
熱シミュレーションサービス
精度の高い『熱シミュレーションサービス』により、開発に対する負荷、期間、費用を削減します。
ご希望の場合は、販売窓口までお問い合わせください。
アプリケーション
- 車室内電装アプリケーションの定電圧電源
- 家庭用電気製品の定電圧電源
- 車載用 (エンジン、トランスミッション、サスペンション、ABS、EV / HEV / PHEV関連機器等)