発振周波数: 2.2 MHz typ. 品 | 400 kHz typ. 品
S-8580/8581シリーズは、高耐圧CMOSプロセス技術を使用して開発した降圧スイッチングレギュレータです。
   最大動作電圧が36 Vと高く、FB端子電圧は±1.5%の高精度を維持します。小型のHSNT-6(2025)など、高密度実装に適したパッケージを採用しているため、機器の小型化に貢献します。
   PWM制御 (S-8580シリーズ) とPWM / PFM切り換え制御 (S-8581シリーズ) をオプションで選択することが可能です。
   S-8581シリーズはPWM / PFM切り換え制御により、重負荷時はPWM制御にて動作し、軽負荷時はPFM制御に自動的に切り換わるため、機器の状態に応じた高効率動作を実現します。また、独自のPWM / PFM切り換え技術により、PFM制御時にVOUTに発生するリップル電圧を小さくすることが可能です。
   同期整流回路内蔵により、従来の降圧型スイッチングレギュレータに比べ高効率化がしやすく、また、過大な負荷電流からICやコイルを保護する過電流保護回路、発熱による破壊を防止するサーマルシャットダウン回路が内蔵されています。
特長
- 入力電圧
 - 4.0 V ~ 36.0 V
 - 出力電圧 (外部設定)
 - 2.5 V ~ 12.0 V
 - 出力電流
 - 600 mA
 - FB端子電圧精度
 - ±1.5%
 - 効率
 - 95%
 - 発振周波数
 - 400 kHz typ.
 - 過電流保護機能
 - 1.2 A typ. (パルスバイパルス方式)
 - サーマルシャットダウン機能
 - 170°C typ. (検出温度)
 - 短絡保護機能
 - Hiccup制御、Latch制御
 - 100%Duty比動作
 - ソフトスタート機能
 - 5.8 ms typ.
 - 低電圧誤動作防止機能 (UVLO)
 - 3.35 V typ. (検出電圧)
 - 入力、出力コンデンサ
 - セラミックコンデンサ対応
 - 動作温度範囲
 - Ta = −40°C ~ +85°C
 - 鉛フリー (Sn 100%)、ハロゲンフリー
 
用途
- 産業機器の定電圧電源
 - 家庭用電気製品の定電圧電源