エイブリックならできる。

アナログ半導体技術で不可能を可能にする。それがエイブリックの使命です。


私たちエイブリックは、世界初となるCMOS ICを搭載したクオーツウオッチの実用化を起点に、1968年にCMOS ICの自社開発・製造を開始したアナログ半導体専業メーカーです。以来、時計用はもちろん、様々な民生機器や携帯機器、車載や医療機器向けに小型、低消費電力、高精度のアナログ半導体製品を提供し続けると同時に、自社技術の革新に努めてきました。50年以上の開発・製造経験を持つアナログ半導体のスペシャリストの使命として、「半導体技術で不可能を可能にする」という思いを社名に込め、ABLE(~ができる)とIC(Integrated Circuit)を組み合わせ『ABLIC』が誕生しました。

私たちの強みは、これまで長年にわたり培ってきた低消費電流、低電圧動作、超小型パッケージ技術。「Small・Smart・Simple」で表するこれらの技術力は、数々の世界初製品を創出し、環境配慮型製品として注目を集めています。世界トップレベルのシェアを持つリチウムイオン電池保護ICや車載用メモリは、品質においても世界中のお客様から高い評価をいただいております。 ここに至るまでには、何度となく訪れた世界的な経済危機・パンデミックなど、予期せぬ事態に遭遇してきましたが、その度に世界中に展開するお客様、パートナー様、そして社員とともにこれらの課題を乗り越え、今日のエイブリックの強みに発展させてまいりました。

クルマのEV化や、IoT社会の実現が加速度的に進む中、アナログ半導体が果たす役割は、今後ますます重要さを増していきます。私たちは、ミネベアミツミグループの技術力とのシナジーを活かし、「革新的な発想・技術と行動力で、未来を切り拓き、人々の豊かで歓びに満ちた暮らしを支え続ける。」という企業理念の下、『エイブリックならできる』をモットーに地球環境課題に取り組み、安心な未来に、そして世界中を笑顔にできるよう、チャレンジを続けてまいります。