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リアルタイムクロック(RTC)のご紹介

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リアルタイムクロックとは、時計機能のことで、MCUなどのメインデバイスの電源がオフの間も時間を計測する機器に使用されます。例えばカメラやゲーム機等でメインバッテリや電源が外されている場合でも、 機器に内蔵されているサブバッテリ、またはスーパーキャパシタからリアルタイムクロックに電力を供給することにより、時間を計測することが可能となります。

RTC 回路例

エイブリックのリアルタイムクロックICは、超低消費電流で電池のロングライフを実現します。更に、高精度クロック補正機能、32kHz常時出力、拡張アラーム、24ビットアップカウンタ、超小型パッケージなどの様々な時間管理ソリューションを提供します。

1. 超低消費電流 0.25μA

0.25μAの超低消費電流でロングライフを実現0.25uAの超低消費電流で電池のロングライフを実現。バックアップ用リチウムイオン二次電池(3.4mAh)を使用した場合、最長で13,000時間の長時間駆動が可能です。さらに使用する電池を小型化でき、高密度実装を可能にします。

 

 

 

2. 高精度クロック補正 最小分解能1ppm

水晶振動子の周波数偏差を最小分解能=1ppmの高精度で広範囲に補正可能です。温度センサICと組み合わせることにより温度変化に対応したクロック補正値を設定することができ、時計の進みや遅れを高精度に補正します。

高精度クロック補正 グラフ

 

3. 32kHz常時出力など 各種ソリューションを提供

32kHz常時出力図● 32kHz常時出力(MCUなどへ32.768kHzのクロック出力)
RTCに内蔵した発振回路から、MCUなどへ32.768kHzのクロック出力が可能です。この出力を使用することで、水晶振動子が不要になり、部品点数削減を可能にします。

 

 

● 拡張アラーム割り込み機能 長期間設定可能!
全製品に搭載されている曜日、時、分に加えて、年、月、日のアラーム割り込み機能を用意しました。

● 24ビットバイナリアップカウンタ 約30年まで把握可能!
電源投入時から60秒ごとにカウントアップし、経過時間を約30年まで把握できます。

 

4. 超小型パッケージ SNT

世界最小レベルのRTCを実現。 従来のパッケージに比べ、高密度実装を可能にしました。パッケージ一覧